Main garden with seasonal flowers and stone lanterns

涌玄堂について

1909年、明治42年に建てられたこの家は、かつてこの地域一帯の庄屋の邸宅でした。その後その子孫が代々受け継いできましたが、生活上便利なように不自然に改築されていたり、なかなか隅々まで手入れが行き届かず、古く汚れたまま、壊れたままの箇所が多く残っていました。

ゲストハウスを開業するにあたり、現代の住まいとしてより快適になるよう完全にリフォームしてしまうという選択肢もありましたが、私たちはあえてそれ以上のコストをかけ、京都から伝統的な技術をもった職人さんに来てもらい、柱や梁、建具に丁寧に洗いをかけ、壁を塗りなおし、畳を入れ替え、襖を修復して、2年の歳月をかけてこの家本来の姿に戻すという道を選びました。

町内に数件残っていた同年代の家も、水害や地震、都市開発や道路拡張などで次々と消えていってしまっています。幸いにもそれらを免れたこの歴史的にも貴重な財産を、私たちが次世代へと残していけるよう責任をもって守っていきたいと思います。

2010年、敷地内の建物6棟すべてが国の登録有形文化財に指定されました。

コンセプト

昔ながらの日本を感じ、伝統を体験できる場所でありながら、言葉や文化の違いに戸惑う外国人旅行者の方でも、不便不自由を感じることなくほっと安心して過ごせるような、そんな心地よい空間とサービスの提供を目指しています。そのためスタッフは全員英語が堪能で、それ以外の言語を話すスタッフも常時在籍しています。また無料PCの貸出し、Wi-Fiアクセス、キッチン&ラウンジスペースなど、普段の生活に欠かせないものは自由にご利用いただけるよう24時間開放しております。

オーナーについて

CHRIS + SHU

北イギリス出身のクリスと、京都出身のSHUが1997年にイギリス南部の海辺の街ブライトン(のパブ)で出逢い、勢い余って半年後には日本で結婚。以来話し相手として、飲み友達として、トラベルパートナーとして長年連れ添うことに。

これまでに2人で訪れた国々でたくさんの方に親切にしてもらった経験と、毎年世界各国から訪ねて来る友人知人を自宅に泊め、観光案内や通訳をしてもてなすうちに自然と育まれたホスピタリティ精神から、脱サラしてゲストハウスを開業することを決意。

Lian築100年の古民家を2年の年月をかけ清掃、修復、改修し、2006年11月に旅館業営業許可を取得。2008年3月には敷地内の旧米蔵を改装し、ダイニングバーとしてオープン。同年12月には長男りあんが誕生。

クリス … テックハウス、ミニマルテクノ好き。イギリスでは高速道路建設に抗議し、木の上で2ヶ月生活したことも。7年間ベジタリアンだったが、日本に来て諦めた。自転車大好き、運転免許は持たない主義。ダイニングバー涌玄堂のオーナーシェフ。

SHU … オルタナティブ好き。Honda V45 Magna (750cc)に乗る。料理はするけど嫌い。甲殻類ときのこが怖い。こう見えてスキー技能検定2級保持者。現在は涌玄堂の1人総務部兼経理部兼人事部兼広報部長。

スタッフ

Tomomi

マネージャートモミ(別名:ボビー)は、メルボルンでホームステイを体験し、オーストラリア大好きっ子に。趣味は旅行、可愛いものや柔らかいものを探すこと、写真を撮ったり他の人の写真を見ること、ご飯を作ること。将来はメルボルンでの生活を夢見るが、最近はアジアもいいなと迷う。

Shingo

奈良生まれ奈良育ちのしんご・通称アルは涌玄堂の住み込みマネージャー。 ワーホリでニュージーランドを1.5周くらいする内にすっかり虜に。併設するバーでも働くが、主な目的は自分が呑むためだとか… 夢はゲストハウスのオーナーになること。


Yannick

フランスからやって来たヤニックも、はやダイニングバー涌玄堂のシェフ暦3年目!日曜日の厨房を任される。フランス語と英語と日本語を流暢に操りながらハウス系レコードを回し、時にはギターも弾いてくれるらしい。趣味はオーストラリアンフットボール。


Yang

やんちゃんは英語よりスペイン語の方が得意という異色種。その上韓国語も話す。でもこの4月からは大阪の某私立高校で非常勤の英語の先生に!趣味は写真撮影と旅行。またの名をマリア。



Naoki

幼少期をドイツ、スウェーデン、イギリスで過ごしたバリバリの帰国子女ナオキ。バースタッフでありながら、英語もドイツ語も話す。日本酒好き。語り好き。本職はなんとクリニカルリフレクソロジスト!



Yutaro

地元出身ゆうたろうは、同志社大学生命医科学部の現役学生。 スターバックスで2年間働いた後、残りの学生生活でお酒のことも学びたいとダイニングバー涌玄堂へ転職。常にお腹が空いていて、食物を与えられると大いに喜ぶ。


Simon

ロンドン出身のサイモンは、ダイニングバー涌玄堂のアシスタントシェフ。日本語はまだ勉強中だが、人が話していることは実はだいたい理解している。本業はプロの写真家で、3歳の娘はこはるちゃん。



Reika

某超有名老舗ホテルで8年勤務したのち、カナダでの1年間のワーホリを終え帰国した地元出身レイカ。カナダでもホステルで働いていたという彼女はサービスのプロ!涌玄堂ではバーのレギュラースタッフとして、明るい笑顔でお客様をお迎えします。日本酒好き!

1909年に建てられたこの家は、松浦家により先祖代々守られてきました。

京都の職人の手により、座敷は元の姿に戻りました。当時のまま残る襖絵は必見です。

朝食は、お庭の四季折々の草花を眺めながらお召し上がりいただきます。